こんにちは。QAエンジニアの小柏(オガシワ)です
前回の2回目となる記事では
私自身の「メンター制度への思いと意気込み」について書きましたが、
この3回目の記事では、メンターをするに当たり「スタートとしてやったこと」というのを書きたいと思います!
1.とりあえず情報収集!
さて、いざ「よし!やるぞ!」と意気込んだものの、
じゃあ何したらいいんだ?何から始めたらいいんだ?
とさっそく、だろうねと言う感じにつまずきました・・・
そもそもメンターやマネジメントという事に対して情報が無さ過ぎる
ということで、とりあえず情報収集をしました。
何をしたかというと、主に以下になります。
・ググっておすすめの書籍を調べた
まずはイメージを掴むために本を読んでみようと「メンター 初心者 オススメ 本」とググり、気になった下記の2冊を購入。
「1分間マネジャー」
「エンジニアリング組織論への招待」
※参照したサイト:https://blog.shibayu36.org/entry/2020/07/10/183000
・客先で1on1をしてみたり、マネジメント研修に参加
幸いなことにちょうど今私が出向している会社様が1on1やメンター制度に積極的に取り組んでおり、チームリーダーの方やVPエンジニアの方に1on1をお願いしたり、社内マネジメント研修に参加したりしました。
・友人に相談
高校生の時からの付き合いで、親友でもあり私がとても尊敬している方。日頃から何かと考え方やメンタル面でもの凄くいいアドバイスをくれる。その友人に「メンターをすることになったんだけど、どうしたらいいかな?」と相談してみました。
(メンターをしたことがないのに、結構核心ついていました)
各詳細はまた別記事で書きますが、アドバイスとして共通していることがありました。それが次の内容です。
2.「相手を知る」ということ
メンター制度についてや、自身が入口としてどんなことをしたのかざっくり書きましたが、アドバイスで共通していたことは、
まずは「相手を知る」ということでした。
仕事するしない以前に、人としての関係を構築すること。
メンティがどんな価値観や考えをもち、これまでどんな事をしてきたのか、どんな将来像があるのか。相手を知らずしてメンターなんて務まるはずがない。
根本的なところが抜けていました。
どこか無意識に一方通行で進めようとしていた自分がいましたが、
メンティが主体となりそれをサポートする、一緒に進めていくことが大事ということを改められました。
そしてまず現状自分ができることとして、研修の中で行った自己紹介や「なりたい自分」などの発表を見て、
このような価値観や考え、こんなビジョンがあるんだ、というのを知ることから始めました。
相手を知り、少しずつ、気がついたら信頼できるようになっていた、そんな人としての関係構築をしていけたらと思います。
3.決め事
さていざ始まったメンター制度ですが、「これは決め事としてやりたい」と思い初回の1on1でメンティと話しました。
それは、制度期間中は形式的にでもいいので、チャットで朝と退勤時に挨拶はしたいということです。理由は主に2つあります。
1.必ず会話する日を作りたい
自身が客先で作業する日もあることや、出社しても席が離れているとどうしても顔を合わせることや会話しづらいことがあると思う。また「何か相談事や質問があった時」だともしかしたら1日何も会話しない、もしくは1日以上何もやり取りしない日があるかもしれない。
接しやすい関係性をつくっていくために、とりあえず形式的にでもいいので挨拶をしようと思いました。
あくまでも挨拶が始めやすいかなと思いこのような形をとりましたが、他のメンターの方は一日おきに長文でまとめてやり取りをしているとのことで、話し合った上ではあるが進めていく中で改めてメンティのやりやすい形を都度話し合っていくのも重要だと思っています。
でもこの方法が少なからず良かったと感じている点はあり、それが次の理由にもつながります。
2.話しやすい関係性をつくりたい
人は挨拶に始まり挨拶で終わる。その始まりがなければ話すタイミングやキッカケが掴みづらいのではと思います。もしかしたらその流れで他の話にも繋がるかもしれない。
先程の「この方法が良かったと感じている点」に繋がりますが、現に挨拶の流れでメンティ自ら「明日はこういう研修がある」「今日はこれを頑張ります」という情報をくれて、今何をしているのか、何を頑張ろうとしているのか、何に難しさを感じたのか、こちらが都度聞けばいいのですがメンティ自ら発信してくれるのは非常に助かりますし、こちらもその流れでメンティの事を知ることができます。
これはメンティの性格上もあると思いますが、結果的にこのようなやり取りに繋がっているのは良かったと思っています。
繰り返しになりますが、決め事として一旦このような形を取りましたが、結局はコミュニケーションがしっかり取れる関係性が築ければいいので、
都度メンティとやりやすい方法を話し合っていけたらと思っています。
3回目の内容は以上となります!
この記事では、私がメンターとして始めるにあたり「どんなことから始めたの?」というのが伝わっていただけたら嬉しいです。
ではまた次の記事も読んでいただけたら嬉しいです!
<過去の記事>
メンターとなった経緯と意気込み
GENZ、メンター制度始めます