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メンターとなった経緯と意気込み

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こんにちは。QAエンジニアの小柏(オガシワ)です

前回の初稿となる記事では
「メンター制度って何?これを書いているのはどんな人?」について書きましたが、

この2回目の記事では、私自身の「メンターとなった経緯と、制度への思いや意気込み」について書きたいと思います!

1.どうやってメンターに選ばれたの?心境は?

そもそもメンターにどうやって選ばれたの?自薦?他薦?引き受けた時の心境は?
ということで、メンターとなった経緯と、その時の心境をお話します

1-1.選定方法

まずメンターの選定方法ですが、予め他薦で下記の選定基準で何名かが選出されておりました。

(GENZ社内研修資料を引用)

【選定基準】
・GENZ正社員を対象に抜擢(自薦も可)
・業務実績があり、ある程度の経験が豊富であること
・人材育成重要性を理解し、育成やマネジメントに興味関心があり熱心であること
・人として信頼ができ、誠実であること
・信頼関係を築けるコミュニケーション能力を持っていること
・仕事の優先順位がつけられ、時間管理ができていること
・人をフラットに見られること(メンティを客観的に見られる)

そしてメンター制度の説明会後に、「メンターとなっても良い方はご連絡をください」と、
やるかやらないかはそれぞれの意思という形でした。

最終的なメンターとなるメンバーが決まったところで、実際に誰が誰のメンターとなるのか、を下記を元にマッチングしていただきました。

(GENZ社内研修資料を引用)

【メンターとメンティのマッチング】
・MBTI性格診断と診断テストによるマッチング
・事前アンケートやヒアリング、適性診断を実施して結果を参考にする
・メンティの期待とメンターの特性が合うか

ここまで読むとメンターとなるには結構ハードルが高そうな感じはしますが、
実際候補として上がっていた方は入社して間もなかったり、はたまたベテランの方だったり、
業務経験も浅かったり長かったりと、社歴や経験という面では幅広かったです。

ではなぜこのメンバーが候補とあがったのか、
あくまでも個人的な見解ですが、

メンティと一緒に自身の成長にもつなげて欲しい

そんな思いからの選出だったのかなと思います。

それはもちろん「社員全員に成長して欲しいから全員にメンターして!!!」というのが理想だとは思いますが、普通に物理的に不可能なわけで、それぞれの案件状況とか色んなタイミングとかを考えた上での選出だったのかと思います。

とはいっても全員をそのように揃えると、メンター制度自体が初の取り組みなので、そこは総崩れしないように経験豊富なベテランの方も入れてバランスをとる、ということにしたのかなと。

 

1-2.心境

率直に言いますと

「やってみたい!」

でした。

このやってみたい!という気持ちはなぜだろう?と、ふと振り返ってみました。

他者の成長に興味がある、他者の学びから自分の学びもある、新しいことに挑戦したい!

ざっくり並べるとそんな感じですが、
もっと深堀りして改めて考えると、

自分は結構「情」で動くところがあるなと思いました。

全力で頑張る人を見るともの凄く応援したくなるし、ちょっとうるってくる
悲しんでいたり何か痛みを感じている人を見ると感情移入していまい、自分も悲しくなってしまう。

でもそのことで「あ、自分ってこんな一面あるんだ」と時々自己発見にもなったり

それに自己発見は一番の自己成長へ繋がるもの

そうやって自分を開拓することが好きで、
人を応援することで新しい自分も発見でき、新しい自分を発見したことでまたその人を沢山応援できる。

きっとその感覚が「やってみたい!」という源流になっているのかなと思います。

決してメンターという役割に自信があったわけではなく、むしろ不安しかありませんでしたし、
何かそういう経験があるわけでも知識があるわけでもありませんが、

でも「メンティの成長にも関われて、自身も一緒に成長できるなんてワクワクすんじゃん!」
って

自分が関わった人がどんどん成長していって、どんどん活躍していって、活き活きと仕事していたら
もの凄く嬉しくないですか?

2.「有意義な時間だった」と思って終えて欲しい

繰り返しになりますが、GENZとして初めての新卒採用で、しかも初の「メンター制度」
メンティにとっても新卒で初めての会社で、社会人生活スタートとなるとても貴重な時間。

そんな貴重な時間を私がいただいているわけで、
自身がどう取り組み、どう向き合えばいいのか、どんな形でメンター/メンティという関係の期間を終えたいと思うのか、
やるからにはメンティ自身の自己成長、自己実現に繋がって欲しい。

色々と考えに考えて、最終的にたどり着いたのは
「有意義な時間だった」
そう思って終えて欲しいということでした。

半年間という短い期間で、目に見える成果、目には見えない成果、どんな形で成果がでるかわからないし、成果という形ではなくても今後に活きる何か大切な成長に繋がっているかもしれない。大きな達成も素晴らしいが小さな達成を積み重ねていくのもとても大切。
組織の一員として動いている以上マイペース過ぎるのはよろしくないが、でもその人に合った成長のペースや仕方があり、その日々の積み重ねがいつか自己実現に繋がり、組織としても貴重な人財になる。

だから「有意義な時間だった」という気持ちでこの期間を終えてもらえることが一番なのかなと。
そう思ってもらえるよう全力でサポートしたい。

とても貴重な機会を与えてもらったので、しっかりと向き合って行こうと思います。

 

3.人として良い関係性を継続していけるような時間にしたい

メンター制度への思いを話してきましたが、
「メンター制度期間が終わったから、はい終わり!」というのはなんか寂しいし、そういうことでもないと思う。

入口としてメンター/メンティという関係から入ったけど、同じ組織の一員として、そして人として、これからも良い関係性を継続していけるような、そんな時間にしていくのが大切なのではと。

歳を重ねていく上での人格形成って、どんな人と関わってきたかが凄く影響すると思うので、
人生って言葉で語るのもなんですが、結局人生って「どんな人間関係を作り上げてきたか」ということではないかと。

仕事へのやりがいも、根底にある人間的な部分の構築をしていった先に沢山見つかるかもしれない。

形式上メンターメンティという関係ですが、人としてお互い尊重し合えるような関係になっていけたらと思います。

2回目の内容は以上です!

ちょっと偉そうなこと言ったかな、とは思いますが、私が「メンター制度に対してこんな思いをもっている」
というのが伝われば嬉しいです。

また、他のメンターの方はどんな気持ちや意気込みで取り組んでいらっしゃるのかな?と気にもなるので、機会があったらお聞きしたい!

3回目となる次回は、「メンターとしてどんなことから始めたの?」というのを書きたいと思いますので、
また読んでいただけたら嬉しいです!

 

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